翼状片は手術方法で再発率が違う!病院をセレクトする理由とは?

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翼状片(よくじょうへん)の手術ってどんな方法なの?

そう疑問に思っている人って、
あんがい多いと思います。

翼状片について詳しく書かれた本などは、
本屋にはほとんど売ってなくて、
一般人では気軽に調べられないからです。



我が家は、
妻が翼状片手術を2回受けました。

つまり、せっかく手術をしたのに、
1回目の手術では再発も経験しているんです。



翼状片の手術方法の論文そして2回目の手術に至る時は「もう失敗できない」との思いで、文献を国立図書館から取り寄せて読みました。

すると翼状片が持つやっかいな特徴を知ることになり、1回目の手術方法の選択を後悔したんですよ。



その時の我が家の経験は、

  • 初めて翼状片の手術を決断した
  • 再発して2回目の手術を考えている
そんなあなたの後悔の無い選択に、
力添え出来ると信じています。



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手術の方法

翼状片の手術方法は100種以上ある翼状片の手術は、腫瘍を切除することから始まります。

でもその後の処置方法が細分化されていて、100種類以上もあるそうです。



私のような素人では、それら全てを調べつくせるものではありませんでした。


そこで今回は妻が受けた、

  • 単純切除手術(1回目)
  • 弁の移植手術(2回目)

を例に説明していこうと思います。



単純切除手術

翼状片の単純切除手術は、
日本中どこの眼科医でも出来ます。

名前の通り、
翼状片の腫瘍を切り取る手術です。



妻の1回目の手術がこの方法でした。

近所のなじみの眼科での手術が、
この方法だったんです。



支払った費用は(3割負担で)、
1万円台と覚えています。

  • 所要時間は15分ほど
  • 日帰りでOK(眼帯するので車は無理)
  • 点眼麻酔のおかげで手術はまったく痛くない
  • 帰宅後痛くなったら痛み止めの薬で対処
とけっこうお手軽に受けられるものでした。


でもこのお手軽な手術には、
大きな落とし穴が待っていたんですよ。



再発リスクが高い

単純切除手術には、
再発率が高いリスクがあり、

  • 40代未満の症例は再発しやすい
  • 再発率は50%以上
と言われています。



手術前に妻も「半分くらいは再発する」
と聞いてはいたのですが、
我が家はそれを他人事にとらえ、
甘く見てしまいました。

妻は単純切除手術をして、1ヶ月後の通院で
先生から「再発しています」と告げられたんです。



翼状片には、手術で刺激を受けると増殖しやすくなり、
再発しやすいという、やっかいな特徴があるんです。


それも年齢を重ねるほどしにくいですが、
若い人ほど術後に再発しやすくなります。

なので、美容的な観点で40代未満の人が、
翼状片手術を受けるのなら、
安易に単純切除手術は選ばない方が良いと言えますね。


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弁の移植手術

再手術にあたり、いろいろ調べて初めて知りましたが
結膜弁移植手術(けつまくべんいしょくしゅじゅつ)
という弁の移植手術が今では主流になってきています。

私がおススメしたい手術方法です。




その方法は、

  • 有茎弁結膜移植(ゆうけいべんけつまくいしょく)
  • 遊離弁結膜移植(ゆうりべんけつまくいしょく)

の2つに大きく分類されているんです。

この術式がかなり細分化されていて、
河本法、江口(変)法、Arruga法、高木法、河本法、山口法・・・
私が読んだわずかな論文でも、たくさんの方法がありました。
(これが、100種類の原因のようです)



その手術方法をかなり簡略化して説明すると・・・

翼状片を徹底的に切除し、その切除部を再建させるために
他の箇所から、“自分の結膜を移植”するという方法です。


もちろん、再発率はグンと下がり
多くの文献で、一桁代(1~3.6%)まで低くなっていました。




また、再発翼状片の手術に対しては、
羊膜移植(ようまくいしょく)術を用いることがあり、
これも同様の原理を利用している方法だそうです。


これらの移植手術は随分と普及してきていますので、
日本でもいろんな病院で手術が受けられると思います。



術後管理

翼状片になったということは、
根本的に目が弱いことが原因にあります。


なので、効果が高い移植手術ですが、
翼状片の再発を防止するためには、
術後管理は手術と同じくらい注意が必要なんです。

  • 点眼は毎日数回する
  • 月に2~3回は通院する
  • これらを1年間は続けます。


    また、結膜への刺激に、

    • 紫外線
    • 塩汗(海水、汗)
    • ほこり
    • 目を大きく動かす
    があるので、日常生活に戻っても、
    これらを避ける努力をしなければなりません。


    我が家はサングラスの着用を徹底しました。

    注意されたのは、
    海のレジャーや激しい汗をかくスポーツで、
    先生の許可が出るまで控えましたよ。



    手術方法の選択=病院の選択

    翼状片の手術方法はたくさんあり、各病院の先生が、
    再発率を下げるためにポリシーをもって選んでいます。

    つまり手術方法を選ぶということは、
    病院を選ぶということになるんです。



    でも、我々のような素人に、
    どの手術方法が良いのかは分かりません。

    そこで我が家が再手術を受けるにあたり考えた、
    病院の選択の基準は、

    • 手術法にこだわりがある
    • 治療方法に選択肢を持っている
    • 手術後の再発率が低い
    • 翼状片の患者数が多い

    で、特に重要視したのは、
    再発率でした。

    そして時間をかけてしっかりと調べ、
    「横浜相鉄ビル眼科医院」の
    大高功(おおたかいさお)先生を選んだんです。



    横浜相鉄ビル眼科医院を選んだ理由


    横浜相鉄ビル眼科医院を選んだ理由は、

    • 1%未満という再発率の低さ
    • 再発、再再発への対処法がある
    ことからでした。


    妻の再手術はこちらでの、
    遊離弁結膜移植手術でした。

    金額こそ、2万円(3割負担)くらいと少し高くなりましたが、
    病気が治ると思えば安いものです。


    手術後も1年間はしっかりと術後管理をし、
    毎月の通院(地元の病院)で経過検査を受けました。

    そして、1年後に再び横浜での受診で
    「治ってますね~」とのお言葉を頂いたんです。



    発症から10数年とずいぶんと長く悩まされ、
    再発までも経験した翼状片でしたが、
    我が家はきちんと治すことが出来ました。



    まとめ

    では最後に、今回紹介した
    2つの手術を表にまとめてみました。

    単純切除手術 遊離弁結膜移植
    費用(3割負担) 1万円台 2万円前後
    再発率 40代未満の症例は再発しやすく、全体の再発率は50%以上 1~3.6%

    共通しているのは、
    • 入院は不要、日帰りでOK(眼帯するので車は無理)
    • 点眼麻酔で手術はまったく痛くない
    • 手術後の痛みは、痛み止めの薬で対処出来る
    でした。



    あくまで、我が家の場合ですので、
    多少の誤差はあるかもしれません。

    でも大手術でもないので(笑)、
    大きな違いもないと思いますよ。(´^ω^`)



    今回の我が家の体験が、
    妻と同じように、翼状片の手術を考えている、
    そんなあなたのお役に立てれば幸いです。



    参考文献
    • Monthly book 「oculista」No16
    • 眼科グラフィックス2012
    • 「横浜相鉄ビル眼科医院」手術時の説明書

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